日本の水道水は高い基準を設けているため、世界で見ても高いレベルと言われています。
しかし、そ の品質基準が故に、消毒の強い成分や地域によってカルキ臭が強い場合もあります。「水道水は美味しくない・・・」「水道水は飲みたくない・・・」という声が多いのは、このような事情が大きく関係がありそうです。
特に赤ちゃんや小さい子供がいる世帯では、気にされている方も多いのが現状です。
私も浄水器をつけていますが、それでも水道水を直接飲むことには抵抗があります・・・。
本記事では、水道水をそのまま飲んでも良いのか?についてご紹介します。
赤ちゃんや子供に水道水は安全なの?
結論から言うと、日本は水道法という水質基準に基づき、法律で定めた品質でろ過や消毒がされているので大人だけでなく子供や赤ちゃんにも安全なお水となっています。
しかし、それでも水道水を飲まない人は増えており、特に赤ちゃんには水道水を飲ませないと決めている方もいるでしょう。近年ではウォーターサーバーやミネラルウォーターを飲む人が多く、安全性だけでなくお水の美味しさにも注目されています。
なぜ、こんなに水道水を飲むことが不安視されるのか?
水道水を飲まない主な理由は3つ
- 消毒のための薬剤
- カルキ臭の強さ
- 水そのものが美味しくない
それぞれの理由について詳しく解説します。
水道水を飲まない理由1:消毒のための成分
浄水場で消毒するために「トリハロメタン」を使っているのが心配というのが要因です。消毒するための成分ではありますが、一部には人体に発がん性などの有害があるとの指摘があります。
水道法では、その有害をもたらさないよう基準を設けて検査をしていますが、含まれていることに抵抗を感じている方が少なくないのも現実です。検査をクリアして水道水として利用しているので、実際には直接飲んでも問題ない基準とされています。
水道水を飲まない理由2:カルキ臭の強さ
消毒のよる成分の関係もあり、カルキ臭の強さを感じたことがある方は多いでしょう。
カルキ臭を少しでも改善する為には、一度沸騰させてからお水を飲む方法がおすすめです。10分以上沸騰させることで塩素を飛ばし、カルキ臭も軽減することができます。
このように沸騰したお水を使用することで、沸騰後冷ませば赤ちゃんのミルクにも安心して使えます。
水道水を飲まない理由3:水そのものが美味しくない
カルキ臭にも繋がりますが、水道水そのものが美味しくないという方も多いです。感じ方は個人差がありますが、こちらもカルキ臭が1つの原因となります。
カルキ臭対策と同様に、水道水を10分以上沸騰させてから冷まして飲むと軽減できます。
赤ちゃんや子供でも水道水は大丈夫
結論としては、国が安全とする品質基準を設けているので安心して水道水を飲むことができます。ただし、カルキ臭や消毒が気になる場合には、ミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用することをオススメします。
★ウォーターサーバーの記事はこちら★
プレミアムウォーター
フレシャス
ミネラルウォーターを購入する際は「硬度」に気を付けて選びましょう
いろいろな健康とされる水が販売されており、どれを選んだらよいか分からない方も多いです。ミネラルウォーターを選ぶ基準として「硬度」をチェックするようにしましょう。
- 超軟水→硬度0~60mg/L
- 軟水→硬度60~100mg/L
- 硬水→硬度100~180mg/L
- 超硬水→硬度180~mg/L
硬水にはカルシウムやマグネシウムが多く含まれることが多く、赤ちゃんや小さな子供向けではありません。硬水はダイエットされている方で飲んでいるケースもありますが、大人でもお腹をくだしてしまう場合もいるので、体に合っているか確認をしてください。赤ちゃんや小さなお子供がいる場合には、超軟水をおすすめします。
まとめ
水道水へ不安を持つ方は多く、ウォーターサーバーやミネラルウォーターを飲む方が増えています。決して水道水が飲めない訳ではありませんが、気になる方はウォーターサーバーを利用すると、水も宅配で届いて温水・冷水も使えるので、検討してみると良いでしょう。
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